ギター入門〜選び方と弾き方〜

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CDと合わせて弾いてみよう

ギターを手にし、そのメンテナンス方法やある程度の音楽の知識をとりあえず「理屈」で頭の片隅に置いた状態であれば、あとは「実践」あるのみです。まずは自分の好きな曲の中でも簡単そうな曲から練習してみましょう。ロックであれ、ポップス、フォークであれ、何でも構いません。楽器は演奏しなければ意味がありません。ただ、ここまで触れてきた内容を理屈だけでも「知っている」というのと「関係ない、知らない」というのとでは、楽器の練習の意味が変わってきます。ただ闇雲に楽器を書き鳴らすわけではなく、その曲がどんなキーなのか、だから構成音はどうなっているのか、そしてリズムはどうなのか・・・をおぼろげに意識するだけで、イメージできる最終形がかわってくるのです。
実際にその曲を演奏するにあたり、初めての状態ではなにか「とっかかり」が必要だと思います。CDを流していきなりそれをコピーする、ということは大変難しいものですし、和音を聞きとるのも一苦労です。世の中にはその曲の「譜面」が市販されています。フォークソングであれば、メロディーラインとコードだけでも成立するかもしれません。ですが一般的なアンサンブルでは与えられている「コード」と実際の各パートのフレーズがすぐさま一致しないこともしばしばあります。そのようなときは、各楽器の動きを採譜した「スコア」が売っています。バンドスコアなどでは、その楽器の演奏が弦を模した「TAB譜」という記譜方法で再現されています。これは、どの弦のどのポジションを押さえたらいいのか、ということです。コードの押さえ方も全て、再現されています。
このタブ譜を目で追いながら、実際のCDと照らし合わせていくところから始めてみると良いのではないでしょうか。シンプルなロックミュージックであれば、パワーコードを組み合わせて1つの「リフ」と呼ばれるフレーズを構成していることが多いです。パワーコードは特に同じ押さえ方でポジョンを変えるだけのシンプルなコードですから、コピーしやすいのではないでしょうか。
ある程度手に覚えさせて、何度も練習してみてください。そして、実際のCDと併せて弾いてみるのです。このとき、自分の演奏とCDの音がうまくリンクしたとしたら、その瞬間に「演奏」の楽しさがわかるはずです。「アンサンブル」の素晴らしさの片りんが、それで垣間見えるはずです。
それが音楽の醍醐味、楽器の醍醐味でもあるのです。
楽器単体ではなく、他のパートと相まって1つの音楽を形成することの素晴らしさと、「パート」としてのギターの役割。アンサンブルに溶け込んでいく感覚が実感できたら、アナタはもう音楽の虜です。
この感覚を一度知った人は、ずっと音楽と共に暮らしていくことが多いです。プロであれ、アマチュアであれ、「演奏する」ということの素晴らしさを知ることで、ひとつ新しい世界に足を踏み入れたことになるのです。

 
 
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