ギター入門〜選び方と弾き方〜

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コードとパワーコードの関係

ギターを演奏するうえで必ず避けて通れないのが「コード」です。ギターは単音楽器としても、和音楽器としても成立する多彩な楽器です。ですが、ギターで和音を奏でない曲は、この世にはないといっていいでしょう。ロックにしても、フォークにしても、ポップスにしても、ギターは和音を奏でています。
その和音を知ることが、「音楽を知る」ことへの第一歩でもあります。コードを通じてギターの各弦のチューニングの意味を知り、また「キー」について知ることが出来るのです。
「コード」といわれると、フォークソングで使われているような「ジャララ〜ン」というものを連想するでしょう。それは確かに「コード」です。「和音」です。コードは「キー」と密接な関係があります。正しくは、その「キー」で規定されている音階を一定の法則で並べ、同時に発せられた音が「和音」です。
単純なところでいくと、「ド・ミ・ソ」を同時に奏でる「Cメジャー」というコードがあります。これは「基本」と呼ばれる「基になる音」を基準にして、半音4つ分上の「ミ」と、半音7つ分上の「ソ」を組み合わしたコードです。ギターで「Cメジャー」のコードを鳴らす場合、6本の弦が全て音を出していても、実は各弦ともこの「ド・ミ・ソ」のどれかの音を発していることになります。オクターブ上であっても、使用している音階は3つです。この法則に倣って、「レ」、つまり「D」の音を基音、つまり「ルート」として考えると、「Dメジャー」の構成音は「レ・ファシャープ・ラ」となります。コードとは、この各音の距離、つまり「インターバル」に沿った音の組合せなのです。
この考え方はどのようなポピュラー音楽にも適用されます。その「キー」の中で、その構成音から組み合わせてつくることができる「コード」と、メロディー、そしてリズムの組み合わせで様々な音楽が作られています。
ですが、ロックではこの「ド・ミ・ソ」の響きをあまり使用しないことがあります。よくよく聞いてみると、その歪んだ和音からはきらびやかさがありません。さらに分解してみると、同じ「Cメジャー」のコードでも「ミ」が鳴っていない場合が多く見られます。省略されています。不思議と「ロック」などの音楽ではこの「ミ」の無い和音、専門的にいうとルートから「3度」の音を省略した和音、「省略コード」が歪んだギターの音色にマッチングしています。この3度を省略したコードを、「パワーコード」と呼びます。
パワーコードは、ルートとなる音と「5度上」の和音で構成されています。
ロックギタリストを志す人にとっては、このパワーコードの概念は避けては通れないものです。逆に、フォークギターを極めたい人にとっては、「ただのくぐもった和音」にしか聴こえないかもしれません。
音楽のジャンルによって、同じ「キー」でも和音の表現の仕方が違うのです。

 
 
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